「 夜トイレに行くのが怖い 」 と思った事は有りますでしょうか?
僕は有ります。

子供の時こんな事が有りました。
夜中。トイレに行きたいけど台所の方からガサガサ音が聞こえてくる・・・。
僕は頭の中で ” 宇宙人が冷凍庫の氷受けに手を突っ込みグルグルかき回している ” イメージを想像しました。
とても強い恐怖を覚えたので、その日はトイレに行けませんでした。

結局、隣の改築中の家の養生シートが風に揺れて擦れている音でした。


夜の恐怖の増長効果 ( 仮説 )

夜は暗いために認識出来る範囲が狭くなります。推測ですが、恐らくその事が恐怖を増長させるのでしょう。
でもそれ以外、この世界はなんら昼と違い無いはずです。
昼であれば全く怖くないお化けや幽霊・宇宙人の様な話も、夜の恐怖の増長効果でトイレに行く事さえ出来なくなるのです。
世の中がいつも昼だったら、幽霊などの怪談話も発達しなかったかもしれません。怖く感じないから。
では、こう思ってみてはどうでしょう。


夜はただの地球の日陰

なぜ夜は有るのでしょう。
地球は自転しているので、どうしても太陽と反対側は夜になってしまいます。
でも、それ以外はなんら昼と違いは無いはずです。

そう、夜とはただの地球の日陰なのです。
日傘をさして日陰になったからといって何か怖い事が有るでしょうか。
日傘
フリルの練習絵 これを久しぶりに見てこの記事を書こうと思った。


地球の反対側ではサンバを踊っている

日本の地球上の反対側はブラジルと言われます。という事は日本が深夜であれば、ブラジルは真昼間になります。
ブラジル人は陽気なので、誰かがどこかでノリノリの音楽でサンバを踊っている事でしょう。
誰かがどこかでサンバを踊っている同時刻に、なぜ日本人が恐怖に慄く必要があるのでしょうか。

もう少し距離を縮めてみてみますと、私たちが夜中にスマートフォンが使えるのも、それらを運用している人々が夜中も頑張って働いているからです。電灯のスイッチを入れれば部屋が明るくなるのも、電力会社の人が夜中も頑張っているからです。各家庭での蓄電はまだまだ普及していませんので、発電を停めれば即家庭の電気は停止します。明かりをつけた時、リアルタイムに働く人の存在を感じる事が出来るでしょう。
今の世の中、常に誰かがどこかで起きて仕事をしています。


まとめ

いかがでしょうか。少しは勇気が湧いて来ましたでしょうか。
僕は幽霊などは ” 精神的に ” 見えてしまうものだと思っています。なので、今まで遭遇した事の無い人は今後一生遭遇しないでしょう。宇宙人の誘拐もあり得ないでしょう。
夜はただの日陰部分だという事と、怪談話には実態が無いという事に気づけばもう何も怖くありません。

夜に何か怖い物が有るとすれば
  • G
  • 狂気の人間
ですかね。